
伊勢神宮の別宮である風日祈宮。 元は一神社だったここは、風の神である2人の神様をお祀りしてあります。 級長津彦命と級長戸辺命と呼ばれる2人の神は、かつて鎌倉時代に日本を襲った中国・元による元寇の際、突風を吹かせて船を転覆させ、日本の窮地を救いました。 それにより伊勢神宮の別宮として今でも参拝客が途絶えません。 毎年5月14日に行われるのは、そんな風日祈宮の2人の神に幣帛・御笠・御蓑をおさめ、今年の五穀豊穣を祈るための儀式。 風を司る神に祈りを捧げ、風雨の影響が少なく済むようにとの意味合いを込めます。 そして8月4日、夏本番の作物の最後の成長を祈願し、更なる豊穣をとの意味で御幣をおさめます。 2つの儀式によって、この伊勢の町の農作物は代々守られていると考えられているのです。
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